着付け技能検定試験とは
平成21年(2009年)10月15日付けの政令改正により「着付け」が新たに技能検定試験の対象職種となり、平成22年(2010年)2月1日付けで、一般社団法人全日本着付け技能センターが「着付け」技能検定に関する指定試験機関として、厚生労働大臣から指定を受け、第1回着付け技能士検定試験が実施されました。
この着付け技能検定は、着付けの職に有する技能を一定の基準によって検定し、これを公証する国家検定制度で、働く人々の技能と地位の向上を図ることを目的に、職業能力開発促進法に基づいて実施されるものです。
厚生労働大臣から指定を受け学科試験と実技試験によって「○級着付け技能士」の称号が付与されます。
この着付け技能検定は、労働者の有する技能を一定の基準によって検定し、これを公証する国家検定制度で、働く人々の技能と地位の向上を図ることを目的に、職業能力開発促進法に基づいて実施されるものです。
技能検定の合格者には、厚生労働大臣名(1級)または一般社団法人全日本着付け技能センターの理事長名(2級)の合格証書が交付され、技能士と称することができます。 「技能士」は、技能検定に合格した人に与えられる国家資格で、技能検定に合格しないと名乗ることはできない「名称独占資格」といわれる資格で、名乗った場合は法律で罰せられることになります。
☆上記の通り、資格として1級着付け技能士資格と2級着付け技能士資格の2つとなります。
・1級着付け技能士資格は、厚生労働大臣名での合格証が発行される国家資格です。
・2級着付け技能士資格は、一般社団法人全日本着付け技能センターの理事長名での合格証が発行される協会資格です。
国家資格である「着付け技能士検定」の資格取得に重点を置き、毎年40名前後の受験生を送り出しています。過去11回の1級検定試験において、毎年90%以上の合格率を継続しています。